オリトレ部屋

Chicken Game のオリトレ達や地方に関する説明の場所。

【地方全体について】
他の地方とは文化や文明が少々異なった観光地方。地方自体の形の元イメージはイギリス。文化のイメージは中世時代から現代における西洋な感じ。
気候は北に位置する為に涼しい事が多く、夏でもやや肌寒さが否めない時もある。夏が短く冬は長い時がある。
国王・貴族を中心とした封建制度社会であるものの、日常生活の部分で地位が反映されることはあまりない。
ファンタジーを沸騰させる城建造物や文化が数多く存在。そのためか、他の地方には無い珍しい行事や風習などがいくつか存在する。
全体的に観光を目玉としている地方であり、景観を損なわせないという理由で、一部の場所では建造物に制限がかかっている。そのおかげか、昔からの建造物が多い。

地方における移動は、鉄道(SLとか古い)かポケモンを使用した各種移動方法が主になっている。
地方の自然は少なく、街間は荒野ばかりな場所が多い。また、街と街の間にある川や荒野には、その土地を守護するリーダー核のポケモンが古くから存在し、彼らによって統率のとれた地域がほとんど。そのため、戦いに出向くトレーナーでもなければ、基本的に野生ポケモンがむやみに襲い掛かってくることは少ない。
(*ただし一部地域には人間嫌いのポケモン達が住まう立ち入り禁止の森などがある。そういった場所に人間が足を踏み込んだが最後、生きて帰ってこれないといわれている)
それでも鉄道が主流の理由としては、街間の距離は相当あり、その間に休憩地点の様な小屋がある場所は少ないためである。
ちなみに小屋が作れない場合は、大抵、守護ポケモンが土地を管理しているため、むやみやたらに人間達のスペースを作ることを良しとしないものが多いため(縄張りを荒らしてはいけない、という感じ)である。

【王族や貴族などの地位がある者達ついて】
政治は王族と貴族達の代表者と騎士団の代表者、そして民衆から選ばれた代表者達を中心としたもので、
月に一度、都市:ロンドシティの「フォンクラーシス城」にて定例会議として行っており、そこで地方について様々な方針を決定する。
モノクロ地方などに存在するポケモン協会は存在せず、上記の彼らと「騎士団」の役割が協会の代わりとなっている。
リーグに関しては、一年に一度行われる聖誕祭の七日間のみと定められている。
リーグはバッジを最低四つ以上持ってる者のみが出現権を持ち、さらに全て持っている者は無条件で決勝リーグ進出となり、その後決勝リーグを突破した者は、四天王と戦う。彼らに勝つと、キングダム地方制覇の証を受け取ることが出来る。
(キングダム地方にはチャンピオン制度はなく、四天王に勝利しても、あくまで「キングダム地方を制覇した証」を受け取るだけとなる。イメージはオレンジ諸島リーグの様なものとなる)

【騎士団について】
キングダム地方には治安を維持する独自組織として"騎士団"と呼ばれるものが存在する。彼らは地方の安寧のために様々な業務を全うする者達の集まりである。また、王城で働く者達も騎士団という形で所属している。
その実力は、様々な反王組織を壊滅させたり、新人トレーナー達の育成や、ポケモン達と人間におけるトラブルの和解など、各地方における治安組織やポケモン協会のような役割を全て引き受けている。
結果、地方民からの信頼は厚い一方で、騎士団の構成の大半は地方民を寄せ集めた軍力のようなものであるため、貴族達にとっては反乱の可能性があるのではないかと敵視されている。
そのためか、政治の面においては、常に貴族院(貴族達だけの議会)と敵対した関係にある。
なお、騎士団の構成は以下の通りになってる。

◆王族騎士団長(騎士団に属する全ての部署の総統括者)……オーディン=ブライアス
◆参謀総長(騎士団の補佐役、貴族との橋渡りを担当している)……ロキ=メスティア
◆諜報部(主に潜入、情報操作、情報収集等の情報関係担当。師団に属さず、騎士団長、参謀長官、国王のいずれかの命令で独自に機能する機関)……トップは非公表
◆師団(各部署。大きく4師団となっているが、実際はもう少し細かい)
:第一師団……ロキ=メスティア(主に科学技術研究の担当。普段は城ではなく、学校都市と呼ばれる街で様々な実験を行っている)
:第二師団……クイン=ミンシェル(主に外部における戦闘や治安維持、地方におけるトレーナーに関する業務を担当。重荷騎士団と言って思い浮かべられる師団。一般的な新人騎士団員はここに振り分けられる。)
:第三師団……フレイヤ=ルアーブル(主に城内におけるメイドなどの仕事を担当。女性ばかりと思われがちだが、男性もそれなりの数で在籍している)
:第四師団……セリア=サンルミエール(主に医療行為やポケモンの生態に関する複雑なトラブルを担当。第一師団と混合されがちだが、こちらは城に常勤している者達を指す)

なお、騎士団とは別に国王や王妃といった王族を専門で守護する者達を「王族守護者(ロイヤルガーディアン)」と呼ぶ。
彼ら彼女らは、騎士団とは別に、国王の権限でしか動かすことが出来ない立ち位置となる。時代によって、担当する者の人数は異なっている。
現在の国王は(当人の意向もあって)数年ほど前まで空白であったが、ある時にスフォルツァンドが四天王になると同時に彼を指名した。何故、スフォルツァンドを採用したのかは明らかにされていない。
なお、四天王と騎士団の師団長に兼任が多い理由として、数年ほど前に起きた"事故"で城に勤めていた有望な人材であった年長者達が、軒並み死亡もしくは引退に追いやられてしまったためである。
その結果、貴族達の平均年齢のほうが、城の主要人物達よりも上となっている。一方で、四天王に配属している人間が全て騎士団であることもまた、騎士団を目の敵にしている貴族側にとっては不満の元となっている。

【ジムリーダーについて】
ジムリーダーは定められた八つの街に駐在し、基本的にはバトルの申し込みをしてきたトレーナーと闘い、トレーナーが勝てばその証として自らのバッジをトレーナーに授与する。
ただし、国王に"認められた"トレーナーとバトルをし、そのトレーナーが勝った場合、トレーナーはバッジの他にジムリーダーがそれぞれ管理している"鍵"を受け取る。
以下は現時点でのジムリーダーと定められし符号(称号)、そしてバッジと鍵のそれぞれの名前である。

スフォンジタウン(ジムリーダー:ジュン)
◆バッジ名:エンペラーバッジ ◆鍵名:ライトブルーの鍵
サンダーシティ(ジムリーダー:セツナ)
◆バッジ名:クイーンバッジ ◆鍵名:ダークレッドの鍵
グラスコシティ(ジムリーダー:クオウ)
◆バッジ名:ソルジャーバッジ ◆鍵名:サンシャインイエローの鍵
オールドタウン(ジムリーダー:ヨハネルス)
◆バッジ名:タクティスバッジ ◆鍵名:オーシャングリーンの鍵
インバースシティ(ジムリーダー:アキラ)
◆バッジ名:ナイトバッジ ◆鍵名:ローマンパープルの鍵
ドンデリーシティ(ジムリーダー:ミレーナ)
◆バッジ名:マジシャンバッジ ◆鍵名:ダークネスブラックの鍵
カーライルシティ(ジムリーダー:レイカ)
◆バッジ名:フェンサーバッジ ◆鍵名:シルキーオレンジの鍵
プリマスタウン(ジムリーダー:カズト)
◆バッジ名:クラウンバッジ ◆鍵名:キャッスルホワイトの鍵

こうして定められたバッジを最低限四つ集める事で、予選リーグへの出場権を得る。
また、全てのバッジを得た者はシード権を得ることが出来、直接決勝リーグに進むことが出来る。

【反王制組織(スフィアサークル)について】
キングダム地方をよりよくしていくために反王制を掲げている組織。
現在の国王をトップとした組織形態では無く、様々な者達の中から選ばれた存在こそが、国を導いていくべきだと考えている。
彼らの「集会」には様々な仮面を付けた者達が参加し、幹部クラス以外では、誰が参加しているのか分からないようになっている。
幹部の者達は(常時ポケモンの「みやぶる」を使っているような状態となる)特別な仮面を付けているため、集会の参加者を把握している。
合言葉は「我らスフィアの名の下に!」
幹部は表舞台に立っているのが4名(アインスト、ツーヴァイ、ドライス、フィーアン)だが、それとは別に幹部クラス権限を持つ者達が数人存在する。

【地理について】
キングダム地方図


守護ポケモン一覧

ホエルオー(海全体)、ボスゴドラ(荒野全体)、カイリュー(空全体)、キングドラ(エーテル湖)、ギャラドス(ノース川)、双子フライゴン(砂漠地帯)、ユキメノコ(雪山)、フシギバナ&ビークイン(ユリウスの森)、聖者+バンギラス(オイルガ山脈)、ミロカロス(フォールス川)、グライオン(アルタ洞窟)、チャーレム(カナリア炭鉱)、ヤミラミ(クーロンの洞窟)、ヤドキング(ダウンズビーチ)

地方における特徴

・移動の基本は汽車(SLなどの蒸気機関車)か船、または自身の手持ちポケモンとなる
・野生のポケモンは戦う意思のあるトレーナーの前にしか基本的に表れない(一部地域除く)
・ポケモンセンターは存在しないが、街ごとに人が止まる場所(基本は宿屋)や騎士団支部にポケモン回復機が存在するので、自由にポケモンを回復することができる
・地方でポケモントレーナーになる者はそれなりにいるが、(割と給料が良いとされる)騎士団員になる者も数多くいる。他の地方と違い協会がないため、トレーナーは自分で仕事を見つける以外はバトルくらいしかお金を稼ぐ方法がない
(*協会がある場所は、一般人から仕事を募集する掲示板などが存在するため。キングダム地方では、地方民からの仕事依頼は全て騎士団に集約され、騎士団員達が解決のために出向く)


キングダム地方の町詳細
◆ロンドシティ[王の庇護を受ける輝かしきキングダムの都]
:ジムリーダーはいないが王族や四天王が存在する。現在、国王はクィルイエス=バッキンガム、王妃はヴィエルクレツィア。
四天王は騎士団長のオーディン、参謀長官のロキ、メイド長のフレイヤ、国王守護役のスフォルツァンドとなっている。
キングダム地方最大の都市にして王都。地方全体の治安を賄う騎士団本部や王の住む「フォンクラーシス城」が存在。
街全体を覆う城壁は過去の名残としてのこっており、石畳の街並みが特徴的。また、海に面しているために港町でもある。基本的に他地方の人間の出入り口となっている。それ以外の場所には何故か上手くいけない(らしい)。
街のつくりは円状に大きく4つの区域に分かれており、街の中央にある城の周辺で貴族達の住む貴族街、一般市民が住宅が主な市民街、物の売り買いが盛んな露店の多い商業街、そして様々な出入口であり倉庫も数多くある港街となっている。
また、資金を稼ぐための闘技場(ロンドコロシアム)も存在。ポケモンリーグは年に一度、この闘技場にて行われる。

なお、名物は酒場「流星(リュウセイ)の宿」にあるアイスクレープの山盛り。クレープとクレープの間にアイスが塗ってあり、厚さと高さは結構な物。
一人で食べるというツワモノは――常連となりつつあるスフォルツァンドを除いて――中々いないらしい。

 →フォンクラーシス城
 :国王や王妃の住まう城であり、騎士団の本部が置かれている場所。城内には数多くの兵士やメイドが存在し、生活している。
 余談ではあるが、城内は非常に多くの噂が絶えなく、個性豊かな騎士団員を纏め上げる騎士団長がかなり手を焼いているらしい。
 →ロンドコロシアム
 :使用ポケモンが三体に限られているシンプルなコロシアム会場。参加は無料で週末に一度は大きな大会が開催されている。
 また、この地方における唯一の「バトルフロンティア」。8つほどの様々な条件の対戦ルールによる戦いを8回クリアすることで、
 コロシアム支配人の男性二人(両方、あるいはどちらか)と対戦することが出来る。

▼オイルガ山脈(守護ポケモン:バンギラス)
:深い谷と高い山々が並ぶ山脈で、雪が降ると一面真っ白になる。全体的にポケモン達が凶暴なので、普通の人は基本的に近寄らない。
山脈の奥深くには「聖者」と呼ばれる者が存在し、この地方の事を守護しているという。その詳細は貴族達でもごく一部の者達しか知らないといわれている。


◆スフォンジタウン[桜舞い散り潮風漂う自然豊かな春と夏の街]
:ジムリーダーは「地面タイプ使いのジュン」。バッジは「エンペルバッジ」、鍵(※この地方では国王の勅命を受けた者にだけバッジとは別に渡される)は「ライトブルーの鍵」。
春になると桜並木で有名な年中無休で花が咲き乱れている町。平和そのものといっていいほど町はのんびりとしていて、ポケモンと人間が一緒に花へ水遣りをする姿すらも窺える。近くにはドンデリーシティを結ぶプリフォ橋がある。週末になると、水ポケモンが群れを成して泳ぐ姿が橋の欄干から眺める事ができる。
現ジムリーダーのジュンは一見すると非常に頼りないジムリーダーで常に弱腰姿勢なのだが、不思議と町民からは慕われている。
なお、名物は桜餅。この町にある一番大きく綺麗な桜の木から取った葉を巻いて作った餅菓子。中身は濾し餡で、糯米を蒸かして乾燥させたものを、粗く砕いた粒のある道明寺粉の皮で饅頭のように包み込んだ物。

 →プリフォスブリッジ
 :国内最大の橋でスフォンジタウンとプリマスタウンへの掛け渡し、石畳でできている。下を通るのは、近くの山脈から続いているノース川。
 →ノース川(守護ポケモン:ギャラドス)
 :大陸を縦横する川の一つ。オイルガ山脈から続く川で、近くの海へと続いている。
 週末になると、人の往来が激しくなることが要因からか、水ポケモン達が顔を出すようになる。
 噂では、ノース川を守護する"蒼き龍"(*ギャラドス)が存在し、悪さをする人間には容赦のない攻撃を仕掛けるといわれている。


◆バーミンシティ[学び舎の集う夢見る尖塔の学園都市]
学問の都と歌われて有名な町。町全体が学問に対して前向きであり、数多くの有名学校や研究施設が存在する。
有名学園である「フォードックス学園」は入試倍率が高く、また、学園を卒業できた者は就職に困らないほど、他の企業に引き込まれやすい。
騎士団の大型支部が存在し、地方の為に様々な研究がおこなわれている。
この学園の校長と、町全体の理事長その他全てを司る長は双子であるという。ただし、理事長は中々その姿を現さず、普段から何処にいて何をしているかはほとんど知られていない。
ジムリーダーは存在しない街だが、騎士団の支部が存在し、ジムリーダーの代わりとして街の治安維持を担当している。
なお、名物はコーニッシュパスティと呼ばれる食べ物。見た目は少々大きめな楕円の先端を少し丸みを帯びて尖らせたもの。中身はジャガイモや牛肉、玉葱が熱を保ったまま生地に包まれている。量とおなかの膨れ具合のわりには値段が手ごろなことから有名で、軽食代わりとして親しまれている。

 →フォードックス学園
 :バーミンシティ最大の文武を司る学園で、その実力も他企業から折り紙つきの実力者が多い。ポケモンバトルや研究や勉学など、
 通う生徒自身が一番学びたいものに力を注ぐことが出来、それぞれの学生に最も似合う勉強をすることが出来る。


◆サンダーシティ[静穏なる森と湖に愛された自然豊かな街]
:ジムリーダーは「電気タイプ使いのセツナ」。バッジは「クイーンバッジ」、鍵は「ダークレッドの鍵」
森に囲まれながらも人々の交流が盛んな故にわりかし大きな都市。近くの森にはエーテル湖、街にはクリスタル城が、
沖合いにはエデンと呼ばれる小島が存在。現ジムリーダーは、この街に存在する城の主で、街の人々にとても慕われている。
なお、名物はチーズ・フォンデュというもの。カケロンと呼ばれる鍋に、白ワインにレモン、ニンニクを加えて温め、エメンタールやグリュイエール・チーズを削りながら入れて溶かして作る。最後に、小さく切った白いパンを串やフォークに刺して、鍋のチーズに浸して食べる。

 →クリスタル城
 :貴族でありながら、発言権の高いルアーブル家が所有する城。
 なお、地方にある城は、王城を除いてこのクリスタル城と別の貴族が所有するホワイトスノウ城の二つのみ。
 名前のとおり、城全体を自然で出来た結晶が多い、町の中心でひときわ目立つことからこの名前がつけられた。
 現在の当主は、街のジムリーダー:セツナである。

▼エーテル湖(守護ポケモン:キングドラ)
:サンダーシティを覆う森の中央付近に位置する淡水湖。湖の中央には大きな岩が三本立った小島が存在し、岩に囲まれるようにして何か古代の複雑な文字の書かれた台座が存在する。とある季節には、湖の周辺を埋め尽くすように「エーデルワイス」が咲き乱れる。
湖を守護するキングドラによって、湖は常に美しさと静謐さを保っているといわれている。

▼エデン(正式名称はエーデイルワースン島)
:通称でエデン。少し前まで「アイレッドの一族」だけが住まう集落があったのだが、謎の大火事で一族のほぼすべてが死に絶えた。現在は様々なポケモン達ばかりが住まう、ある種、ポケモン達の楽園と化してる場所。周辺の海域は渦潮が、上空は突風が荒れ狂っているため、普通の方法ではまず行く事の出来ない場所としても有名。


◆グラスコシティ[自由を唄う活気あふれる市民の街]
:ジムリーダーは「悪タイプ使いのクオウ」、バッジは「ソルジャーバッジ」、鍵は「サンシャインイエローの鍵」。
ジムリーダー以外は貴族のいない一般市民たちの集う街で、統治というよりは市長のような形でジムリーダーが街にいる。
ロンドシティの次に大きな街であり、貴族がいない分だけ市民が自由な貿易交流ができるので、ロンドシティ以上に、地方の特産物が非常に集まり易い。また、オールドタウンで加工されたアクセサリーなどは、主にこの街で売買されている。活気あふれる市民が多く、時折、小さなバトル大会などが開かれたりする。
ジムリーダーのクオウは有力貴族だが、基本的に貴族然としているところがなく、むしろ市民からは位の持たない人と思われている。街の外に出ていることも多く、かと思えば他のジムリーダーや仲のいい貴族を街に引っ張ってきて紹介するなど、ジムリーダーや貴族と市民との垣根をなくす努力をしている。
なお、名物はナナイロのかけらで作られたアクセサリー。見方によって赤青黄緑と様々な色に見える変わった石をつかったもので、持っていると災厄から身を守ってくれるといわれている。オールドタウンで加工されたものを、売り上手なグラスコシティで販売している。

 →レイルブリッジ
 サンダーシティとグラスコシティの間にかかる架け橋。船を使った運輸があるため、鉄製の跳ね橋となっている。
 橋の下を流れるのはオイルガ山脈からカナリア鉱山を経て流れるフォールス川。
 →フォールス川(守護ポケモン:ミロカロス)
 大陸を縦横する川の一つ。カナリア鉱山から続く川であるが、非常に澄んでいる。
 川を守護する"虹色の蛇"(ミロカロス)は中々出現しないが、このポケモンを見れた者には幸福が訪れるという言い伝えがある。


◆オールドタウン[古き遺産が立ち並ぶ由緒正しき古来の街]
:ジムリーダーは「ドラゴンタイプ使いのヨハネルス」、バッジは「タクティスバッジ」、鍵は「オーシャングリーンの鍵」
神殿や宮殿と言った様々な歴史的遺産が数多く存在することで有名な街。他の街以上に景観を壊さないため、基本的に最新技術などとは程遠い古さがある。また、この街の近くにある鉱山で取れる特殊な金属物質(ナナイロのかけら)は、この街に密かに伝わる加工技術で加工することで、見る方向によって石の色が変わるものとなり、これらのアクセサリーは災いから身を守ってくれることなどで有名。
ジムリーダーのヨハネルスは有名な考古学者であり、街の建造物の管理者でもある。非常に優れた考古学的知識の為に、貴族一般市民問わず、彼の知識を頼りにやってくる者が後を絶たない。
なお、名物はスコーン。やや固めのパンの様なものでジャムや蜂蜜などを付けて食べる。出来たては、外はさっくり中はふんわりとした仕上がりになっている。

▼カナリア鉱山(守護ポケモン:チャーレム)
:野生のポケモン達が切磋琢磨しあっていることで有名な洞窟。常に野生ポケモン同士がバトルしている姿をみかける。また、採掘場としても有名で、決まった数だけの鉱石を採掘している。そして、ここでしか取れない特殊な金属物質:ナナイロのかけらが埋まっている鉱山でもある。何故この物質がとれるかは不明だが、一説には、近場にあるユリウスの森のエネルギーを受けた物質ではないかと言われる。そのままではただの石ころだが、特殊な技術を用いることで、見方によってさまざまな色になる石となる。

▼ユリウスの森(守護ポケモン:ビークイン+フシギバナ)
:一度足を踏み込めば二度と出てこれないといわれるほど、深い迷宮の森。守護ポケモンは、この地方が出来てから存在するといわれるビークインで、森の女王と崇められている。噂では人を嫌い、人の肉を好み、人間の言葉を理解して話す事が出来るといわれている。また、この森には地方のポケモン達のことを誰よりも知っているフシギバナが存在し、こちらも守護ポケモンとして君臨している。
 →トキワタリの神殿
 :ユリウスの森の最奥に存在する神殿。実はエデンや一部の場所からも空間を意図的に曲げられて繋がっている。中は周辺の気候に関係なく丁度いい温度になっており、夜であっても何故か常に光に満ちている。肉眼で捕らえるためには、ユリウスの森の最奥まで行かなくては見ることが出来ない。
 (*一応エデンでは祠で出入りが可能)


◆インバースシティ[静穏と歓楽が混在する雪景の街]
:ジムリーダーは「炎タイプ使いのアキラ」、バッジは「ナイトバッジ」、鍵は「ローマンパープルの鍵」。
年中雪で覆われた寒い街。街の至る所に芸術品という感じの雪で作られた彫刻があり、キングダム有数の観光スポットの一つとなっている。街の中央には大きなホールを持つ城があり、その地下から温泉がわき出ているために、現在は温泉の入れるホテル(スパ)としても有名になっている。
ジムリーダーのアキラは非常に熱血漢かつ「正義の味方」というのに憧れており、街のパトロールもその信念に沿っているらしい(屋根の上から飛び降りて強盗を捕まえるとか)。ドジはするものの、街の者達の為に動くジムリーダーということで信頼は厚い。
なお、名物はキッシュロレーヌ。タルト生地で作った器の中に卵や野菜を加えて焼いたもの。

▼フリーズマウンテン(守護ポケモン:ユキメノコ)
:どんな病でも治す秘薬に使用される"黒い薔薇"が咲く(と噂の)雪山。昔から弱肉強食が当たり前の環境であったためか、狂暴凶悪なポケモン達が数多く存在する。なお、雪山を仕切る存在として"雪女"と呼ばれているポケモンが存在するらしく、そのポケモンを見てしまうと、二度 と温かな場所には戻れないよう、凍らせられると言い伝えられている。


◆サーハラタウン[熱風ただようオアシスの街]
;グラスコシティとドンデリーシティの間を結ぶ、砂漠の休憩場として作られた街。砂嵐を凌ぐための煉瓦の街並みが広がっている。基本は街間を繋ぐ特別列車が、砂漠の状況によって一時的に運転を見合わせる際に停車する街。他の街よりも幾分小さいが、砂漠の中から発掘される古代の品物を取り扱っていたり、修行にはもってこいの強いポケモン出現地域であるためか、存外、人足が途絶えない。
ジムリーダーは存在しない街だが、騎士団の支部が存在し、ジムリーダーの代わりとして街の治安維持を担当している。
なお、名物はロメアイス。サーハラタウンの気候と土壌に適合したらしいロメの実を使ったアイスでとてつもなく甘い。

▼砂漠地帯(守護ポケモン:フライゴン)
:比較的どの時期でもそれなりに涼しい地方の中で、唯一例外となって常に寒いより暑いと感じることの多い砂漠。グラスコシティとドンデリーシティの間にある自然環境でどこもかしこも砂に覆われている。一応、歩けないわけではない。地面や岩を主軸としたポケモン達が数多く存在する。ポケモン達は比較的穏やかだが、非常に高い戦闘能力を持つので、実力試しのトレーナー達がよく訪れてはポケモン達と戯れている。また" 砂漠の精霊"(フライゴン)の"唄"が聞こえたときは、近いうちに砂嵐が起きるといわれている。

▼砂漠の城(守護ポケモン:色違いフライゴン)
:大昔に作られた城の中に砂が降り積もってできた遺跡の様な建物で、砂漠の地下へと続いている。中には自然のオアシスがあり、光が差し込んでいなく真っ暗な場所もいくつかあるためか、砂漠に住まうポケモンだけでなく、ゴーストポケモンもそこそこ存在する。城を守護するのは、砂漠地帯にいるのとは別の色の違うフライゴン。砂漠地帯の守護してるのとは双子であるらしい。


◆ドンデリーシティ[歴史を刻み続ける大図書館を擁護する砂漠の街]
:ジムリーダーは「草タイプ使いのミレーナ」、バッジは「マジシャンバッジ」、鍵は「ダークネスブラックの鍵」。
海が近くにあるのだが、街全体はロンドシティを覆う城壁よりも更に大きいと思しき壁に囲まれた要塞都市。煉瓦で作られた屋敷が並び立つこの街は、住民の平均年齢が非常に高く、子供が少ない。他の土地には伝え聞かれていない「キングダム地方の歴史」を知る者がひっそり暮らしては、やってきた旅人に歴史を伝え利かせているという。見どころは地方で最大と言われる大図書館。所有する書物は学生ばかりの住まうバーミンシティよりもさらに貴重な書物が数多く存在する。
ジムリーダーのミレーナは、大図書館に勤める司書の一人であり、近年、ジムリーダーであった祖父からジムリーダーを引き継いだ娘である。街の外に出た経験があまりないため、書物としての知識はあるが、実戦的な経験が少ない。全ジムジーダーの中で一番最近ジムリーダーになった。

 →キングダム大図書館
 :キングダム地方において最大の蔵書量を有するといわれている大図書館。歴史ある書物が存在し、持ち出し禁止とされるものも数多く保有する。
  本を盗まれても簡単に外に持ち出せない場所として、砂漠地帯にあるドンデリーシティが選ばれた。噂では"クーロンの洞窟"へ続く隠し通路があるという。

▼クーロンの洞窟(守護ポケモン:ヤミラミ)
:存在そのものが空想と言われている洞窟。この洞窟に足を踏み入れたものは、自身の過去と向き合わなければ、未来永劫、抜け出すことが出来ないといわれている。そこにポケモンが住んでいるのかどうかも不明だが、何故だか、目に宝石を埋め込んだポケモン(ヤミラミ)が洞窟を守っているという。


◆カーライルシティ[歓楽に溢れた最先端の海の街]
:ジムリーダーは「ノーマルタイプ使いのレイカ」、バッジは「フェンサーバッジ」、鍵は「シルキーオレンジの鍵」。
地方の中でも異色の街であり、最先端技術に溢れた近未来都市で、海の上に浮いた島。島自体は大きなドームに覆われており、人々はその中で生活している。高層ビルが立ち並ぶ一方で、中心街には遊園地や水族館やカジノといった、キングダム地方"独特の伝統"というのが全く存在しない。ドームの中は常に夜の映像を映しており、別名は「眠らない異色街」とされ、地方に愛着のある一部の者達からは嫌われた街とも言われている。治安は決していいとは言えないが、少なくとも、無関係の人間を巻き込むような非合法的な物に関しては、ジムリーダーが徹底的に排除、禁止しているという。
ジムリーダーのレイカは酷く高飛車な性格であるものの常識を踏まえた令嬢であり、大のギャンブル好き。そのためか、ジムへ挑むためには、バトルフロンティアシステムにあったバトルルーレットの方法が採用されている。
なお、名物(?)はこの街でしか作用しない金色のブレスレッド。発信機機能のついたものであり、悪さをするとその人物を特定するという機能を持つ。街の外に出てしまえば、全く機能しなくなるので、お土産用として欲しいものがそれなりにいるらしい。

 →ダークネスタワー
 :真っ黒に彩られた街の中央に位置する搭。中はいわゆるカジノとジム施設を兼用しており、ジム施設はバトルルーレット
 (バトルの前にルーレットを回し、その結果がバトルに反映されるというルールで戦う)システムが採用されており、
 最上階でジムリーダーと対戦することが出来る。


◆フォウルシティ[流れる子守唄が安寧へ導く美の街]
:人形と音楽の街で、街中は少し離れた搭から響くオルゴールの音が深夜を除いて絶えず溢れている。全体的に芸術的な街であり、街にある丘から街を見ると非常にきれいに見える様にと意図的な作りをされている。ジムリーダーは存在しない街だが、騎士団の支部が存在し、ジムリーダーの代わりとして街の治安維持を担当している。
なお、名物はこの街で作られるポケモンオルゴール。象ったポケモンの鳴き声のような音で曲を流すオルゴールで、非常に人気のある。一番人気はサーナイトの鳴き声のようなオルゴール。

▼ドールタワー
:街から少し離れた位置にある搭で、世界にある様々な人形やオルゴールが展示されていたり、オルゴールの製造がされている展示場所兼工場。地下5階から最上10階までの高さを誇る時計塔でもある。見学可能なのは入口の1階から5階まで。朝の6時から夜の12時まで、耳に心地よい様々なオルゴールの音を、フォウルシティに響き渡らせている。


◆プリマスタウン[昼夜の顔を持つ正体不明の街]
:ジムリーダーは「ゴーストタイプ使いのカズト」、バッジは「クラウンバッジ」、鍵は「キャッスルホワイトの鍵」。
普段はゴーストタウンのように静まり返っているが、あくまでもそれは昼のみ、夜はハロウィン風に仮装した人たちで溢れかえる。昼の時間はいいが、夜の時間に街の外に出る際には、何かしらの仮装で正体を隠さないと出てはいけない。仮装しないで出ると、街の人間がどこからともなく出てきて、頭に何かを被せたり仮装させたがる(*お代は請求される)
ジムリーダーのカズトは確かに存在するのだが、街の人間はその顔を見たことがない。ジムリーダー達ですら、彼の姿は見たことがあってもそれが男なのか女なのかはまるっきり知らない者もいる。
なお名物は、(夜のために用意されてる)ポケモンの着ぐるみや変装用具。割と安価で売られているものが多く、かつ、そこそこ精密な出来であるためか、ハロウィンの時期になると、これらを買うための買い物客でにぎわいを見せる。


◆サズンシティ[煌びやかな高級住宅と一級品が集う貴族街]
:貴族達だけが住まう別荘が立ち並ぶ街。高級感あふれる建物が並び、街の中にある店もほとんど一級品が多い。治安は非常に良いのだが、ジムリーダーが存在しないのに騎士団の支部が存在しない(騎士団と貴族の仲が非常に悪いため)。結果、街で飼いならしているポケモン達によって治安が守られているらしい。
街の中はほとんど貴族達が住まう家や建物、止まるためのホテルばかりだが、唯一、一般人も止まり易い宿屋として館を提供している貴族がおり、彼がいるので普通の旅人も町に滞在することが出来る。
なお名物は金メッキのポケモンとその主人の小さな彫り物。値段は非常に高価だが、参考にしたポケモンと主人を現す世界で一つの彫像ということで、金のある者の間では欲しいものが後を絶えないという。

▼ダウンズビーチ(守護ポケモン:ヤドキング)
海水浴に向いた海岸が延々と続く場所で遊泳可能区域。基本的に貴族達がバカンスを楽しむため、ポケモン達と泳げる場所として使っている。一応、私有地ではなく街が保有する海岸。様々な水ポケモンが多く生息し、夏にもなれば、海にすむポケモン達がひょこりと顔を出しては、人間達をからかうこともしばしば。
守護ポケモンのヤドキングは非常に長く住んでいるためか、人間の言葉をしゃべることが出来る。そのためか、時折貴族から意見を求められるのだが、当人はそこまで頭がいいとは思ってないので、何時からかあまり姿を現さなくなってしまった。