【どうしようもない交流試合における後書き】
2011/07/10「協会四天王 vs キングダム四天王」第1話
2011/08/16「協会四天王 vs キングダム四天王」第2話
2011/08/30「協会四天王 vs キングダム四天王」第3話
2011/10/13「協会四天王 vs キングダム四天王」第4話
2011/12/14「協会四天王 vs キングダム四天王」第5話
2012/07/07「協会四天王 vs キングダム四天王」第6話
2013/07/07「協会四天王 vs キングダム四天王」第7話
2014/08/05「協会四天王 vs キングダム四天王」第8話
2015/11/15「協会四天王 vs キングダム四天王」第9話
2016/07/07「協会四天王 vs キングダム四天王」第10話(最終話)
苦節5年。
上記のとおり、何の感の言って毎年更新していたんだなーっていう感慨深さと共に、
話を書きだした2011年段階で半分くらいまで書いていたんだなーって思うとこう…………何でこんなにかかってるんだよ残り5話!!
そんなわけでどうも、飯塚アキラです。挨拶はいつも通りです。
最初に話を書き始めた時には学生だったのに気が付いたら社会人ですよ。
しかもこの間にボイドラやったりとかしているんだから、よく書き上げたな……。
元々は、某ポケモン漫画で昔やっていた左右に分かれた大型試合編が羨ましく、
かつ、我が家自体が基本的にオール規格外面々野郎ばっかりで、普通に試合を書くわけにもいかないというのがあり、
「ならば自宅で対戦すれば、全て丸く収まる! チート最高!」
とかそんなノリから始めた気がします。
ちなみに、当時から個人的に書きたかったシーンが
・伝説ポケモン大集合
・メイミvsロキ
・シュウの無双シーン
・オーディンとロキのあーだこーだ文句言いながら敵をなぎ倒すシーン
な辺りに、昔から性癖が変わってないんだなと安心します。
キャラ設定がほっとんど出ていない我が家において、キャラを知ってもらうには良い感じのお話ができたかな、と思う一方で、
5年前に始めた時に多分何かしらオチを決めていたのをすっかり忘れているせいで、
毎年話を進めていくたびに「昔の私ーー何考えてそこのシーンはそれにしたんだドアホーー!!」も多かったです。
特にミュウの伏線と、クール&ゼロによる賭けの内容。
流石に5年もたっていると、登場人物の年齢に追いついたり追い越したりして、
いざ自分がその年齢になってみると、
「いや。絶対にこいつは今何も考えていない。そして台詞的にアウトすぎる。語彙力無いんですか!!」(ブーメラン)
とかそんなものも多いです。若気の至りだなははは。
閑話休題。
話も長かったのと、説明的な補足を少し。物語として書いていない部分についても言及してます。長いです。
<ミュウの化石について>
何故キングダム地方にあったオリジナルミュウのまつ毛の化石があったのかと言えば、
その昔に、一度だけモノクロ地方を訪れていたからです。
その時に落としたものを、現地にいた人間があがめ奉り、何時しか時代が流れて遺跡の中に、といった調子です。
ミュウがやってきた理由は、モノクロ地方にある遺跡をキングダム地方でも真似しておきたいというためだけであり、
特に干渉が目的でやって来たわけではなかった、というのが一応理由になります。
<四天王・チャンピオン制度について>
モノクロ地方とキングダム地方の四天王・チャンピオン/トップ制度はそれぞれ下記のような感じです。
◆モノクロ地方
・協会四天王は、ただのトレーナーではなく協会員として所属し、かつ、
トレーナーランクがハイパー以上を持っている状態で、
四天王の欠番が出た場合に行われる試合で優勝を治めた物が「協会四天王になる」といったもの。
アゼル・アイルズ・メイミ・ファントムは、いずれも、一度はリーグ戦なるものを行い、
そこで優勝したことがある、という感じです。
・チャンピオンは、協会四天王を全て倒し、更に現チャンピオンを倒し、
本人がチャンピオンとして収まることを希望すれば、チャンピオンになります。
逆に希望しない場合は、普通のポケモンマスター、殿堂入り者として名前が乗るだけです。
・協会長はチャンピオンではありません。
ポケモン協会という、組織をまとめる長であるため、必ずしも四天王に全員勝つ必要はありません。
協会長になるためには、協会を支えるポケモン理事会の承認を半数以上確保出来ればなれる役職です。
今のクールが現役で居続けられているのは、彼の実力もさておき、
傍にいる副会長組による根回しと手回しがあっての役職です。
◆キングダム地方
・四天王は騎士団の役職者(騎士団長、参謀長官、王族守護役、各師団の師団長の誰か)が兼任している役職です。
基本的には国王から拝名を受けて役職につくことになります。
兼任の理由は、四天王という存在が地方を守護する存在であるため、
同じく地方の平和を守る騎士団の役職者と兼任させることにより、四天王の実力をアピールさせやすい、という狙いがあります。
これは昔からの風習をそのまま継いでいることもあり、それ故に、貴族達にとって不満の種となっています。
一応この不満を解消させる方法として、歴代の四天王には、必ず一人は貴族の位を持つ者がつくことになっています。
(それでも大抵は騎士団寄りの貴族が大半となる)
→現在のキングダム四天王はやや特殊で、オーディン・ロキが四天王になった時は、
本来四天王だった者達が全員居なくなってしまい、全て空席状態でした。
そこで、当時国王になったばかりのゼロの国王命令により、四天王という役職を一時的に凍結を行いました。
代わりとして、二人の実力を見せるため(そして当時仲が悪い仲良くさせるという目的も兼ねて)、
騎士団長になったばかりのオーディンと、参謀長官という役職に就いたばかりのロキの二人を
四天王代わりの「地方守護者」という立場にさせました。
その後、フレイヤがメイド長になり、モノクロ地方の一年に一度のリーグ大会で優勝したことを機に、
また、フォルが王族守護役として指名された後、やはり地方リーグ大会で優勝したことを機に、
国王によって四天王として任命し、四天王という役職を復活させました。
→貴族と騎士団という関係は仲が悪いように見えますが、地方の政治を内部から正すための役割を持つ貴族、
地方を外部・物理的な問題から守護する騎士団として、互いに存在を認め合っている部分もあります。
・キングダム地方にはチャンピオン制度は存在しませんが、その役職がキングダム地方の国王になります。
年に一度のリーグの際に、四天王と国王と倒すことにより、キングダム地方の優勝者として名前を刻むことが出来ます。
国王は今の所は世襲制のため、リーグ優勝したから王様になる、ということはできません。
<ミュウのまつ毛の化石の末路?>
この物語から1年後ぐらいに、キングダム地方では内乱が発生します。
この時に国王は一時的に行方不明(表向きは病で伏せているとした)、王妃は何時目覚めるとも分からない眠りの病を患います。
これを好機ととった貴族は、いなくなった国王を地方を治める者として相応しくないと糾弾し、貴族のためだけの騎士団を設立。
民を守る騎士団とは正反対に、貴族に有利な守護者を用意することで、半ば内乱状態を作り上げます。
国王ゼロとオリジナルミュウは、この事件が起きることを「知っているが手を出せない」ので、
そのための布石を準備している、といった調子です。
今回の件でも、ゼロの目的はミュウと「取引」を行うことで、ミュウ自身が絶対にヴィエルを守る、という状況を作らせました。
ミュウもまた、どんなに嫌っている存在とはいえども、彼の目的が自分の利害と一致するため、敢えて言うことを聞いた、という感じです。
今回の件により、ミュウは自分の体組織を体に取り込むことで、ヴィエルの中で自分の精神を消滅させにくした、という効果を得て、
ヴィエルが眠ってしまっても、彼女の体と心を守れるようになりました。
<シュウの話>
この物語の二年後、シュウは実力をつけて様々な試合に勝てるようになる一方で、
カオスとは戦いにおける方向性や価値観の違いから仲たがいし、
カオスが一方的にシュウの元を離れます。
シュウ自身はオリジナルミュウの囁きによる"祝福"によってバトルでは無類の強さを発揮していくものの、
それがポケモンの取捨選択、廃人の道しか選択できず、次第にバトルを楽しむ気持ちを忘れていきます。
今回の交流試合は、そのきっかけであり、ある意味で、カオスがオリジナルミュウを唆した結果ともいえます。
<ロキの話>
この1年後くらいにおきる内乱時、騎士団を裏切って貴族側に情報を流す、という役割を担い、
それによって、貴族側の一番の情報を抑えようと奔走します。いわゆる、二重スパイ。
オーディンは、今回のロキとの会話があったからこそ、最後までロキを信じ続けます。
大分長くなりましたが、一応、書ききれなかった部分の補足になります。
き、気が付いたら何かこういった説明箇所増えるかもしれません。その前にキャラ設定の説明ページですね、済みません!!
ひとまず、飯塚アキラ宅のオリトレって大体どんな感じの性格の奴がいるの?
という部分では一番説明がしやすいお話となりました。
まぁ長いですが。バトル無駄に多い割に台詞多いですが。
と、とにもかくにも、ここまでお付き合いいただき、本当に有難う御座いました!!
これでオリトレ活動終わります!とかならないようにするため、次回の話もちょっとずつ書いて行こうと思います。
近々の目標は、メインキャラの年表とキャラ設定ページです。きゃ、キャラ絵は……うん、た、頼めるときがあればでorz
お話やるなら、オーディンとロキの馴れ初め辺りが、キャラ的には分かりやすいのかな、とかなんとかでー。
それでは、また次のお話でも宜しくお願い致します。
2016/07/03 後書き癖を直すつもりはないぜ!とかカッコよく言っておきたい飯塚アキラ
<交流試合編イメージBGM:B.r.a.v.e.r.y F.l.a.m.e / ウ.ル.ト.ラ.レ.ア>
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